施工管理のプロから、
設備管理のプロへ転身
下井 柊人 Shuto Shimoi

MY CAREER 私の経歴
入社1年目〜
神奈川県の大型商業施設に配属。防災業務の取りまとめを担当する。
水光熱業務の作業改善提案を行うなど、前職の経験を存分に発揮する。

現場経験を積みつつ、
取りまとめ役を担う
前職は建設会社で施工管理をしていたそうですね。
工業高校の建築学科を卒業後、新卒で建設会社に入り約7年にわたって施工管理を経験しました。外壁改修や内装リフォーム、学校のリフォームなどを中心に、技術を磨いてきました。ただ、もう少し残業が少なく休みがしっかりと取れる仕事がしたい、とビルメンテナンス業界への転職を決意したんです。施工管理で培った建物にまつわる知識と経験を活かしたいという想いもありました。知名度が高く、安定基盤のある当社を見つけた時「絶対に入社したい!」と強く思いましたね。研修等の整った環境も魅力的に映りました。
具体的にはどんなお仕事をしているんですか?
通常の設備管理に加え、防災業務の取りまとめを担当しています。たとえば年2回の消防設備点検や年1回の防火点検の段取りを決めたり、関係者との調整を行います。ほかにも、一緒に働くスタッフに向けた防災設備にまつわる勉強会も担っています。
また、現在進行中の「大規模改修プロジェクト」にも参加しているんです。ここで施工管理の経験が活きていると感じます。建設工事の際に起こるいろいろな不具合をあらかじめ想定し未然に防いだり、建設会社やプロパティマネジメント会社の方々との打ち合わせに参加し議論したり、積み上げてきた知識や技術が活用できているので、やりがいや誇りに感じます。
あわや火災の危機!?
事前の備えで
冷静に対処


印象に残っているトラブル対応はありますか?
私が所属する商業施設には多くのテナント様がいらっしゃいます。飲食店も多く、火災の懸念は他の施設よりも大きいかもしれません。先日、ある厨房のダクト消火設備が噴射してしまったのですが、消火設備に関するマニュアルを事前に読んで学んでいたので、臨機応変に対処することができました。30分ほどで他店舗への影響なく復旧できた時はホッとしましたし、自信になりました。事後対応として、該当の消火設備に関する勉強会を開き、設備スタッフに共有し、理解してもらうところまで経験できたのもよかったです。トラブルはないに越したことはありませんが、対峙することで次につながります。
どうやって技術を磨いていますか?
分からないことは分かるまで徹底的に調べる質です。細かく分析するのも好きですし、数字の裏付けや意味合いをきちんと理解した上で進めるようにしています。もちろん本社や三井不動産総合技術アカデミーでの研修も役に立っています。本物の防災設備を実際に触って動かすことができる環境は珍しいのではないでしょうか。施工管理のプロとして前職で技術を磨いてきましたが、今度は設備管理のプロにもなれたらいいですね。
伝える力が、問題解決の鍵
積極的に、改善提案を行っているそうですね。
そうですね、気づいたことを全体に共有したり、改善できることはすぐに提案したりしています。例えば、担当する水光熱業務では、ほとんどの資料が紙媒体であることに疑問を感じたんですね。そこで電子での確認に置き換え、作業時間を半分に削減することができました。またCADが使えるので、スプリンクラーの警戒区域図や防災図面の更新を買って出ました。対応時に役立つものができたと自負しています。まずは身近な仲間の役に立つこと、良い影響を及ぼすことが重要ですし、それがやりがいと言えるかもしれません。
「伝える力」を大切にしているんですね。
技術と知識は大事ですが、仲間や関係者、あるいはお客様にきちんと「伝える力」を磨いている実感があります。たとえば緊急時には、テナント様や施設を訪れているお客様への影響を最小限にする対処法を導き出します。「なぜその対処法を選んだのか」というロジックを含めて、「どう対処するのか」を端的かつ分かりやすく説明する力が、解決への近道になるのです。私のような建設業界の経験者が活躍できる一方で、業界未経験であっても「伝える力」で活躍できる人もいると思います。縁の下の力持ちとして、さまざまな建物を支えましょう!

SCHEDULE 仕事が
ある日の1日
出勤 緊急事案のメールを確認したり、自分宛の急ぎの連絡がないか確認します。
朝礼
昨日の事案や対応、本日の予定が共有されるので内容を確認します。
共有したい事があればここで共有します。
事務作業 溜まっているメールを確認しつつ、班業務に勤しみます。
昼食
休憩室で休みます。
防災センターには誰かが残らなくてはいけないので交互に休憩します。
事務作業
法定点検の取り纏めなどをします。
設備不具合が発生した際は現地へ急行し対応を行います。
打合せ
客先と建設会社と大規模改修工事の打ち合わせを行います。
発生し得る課題を提示し解決に向け議論します。
退勤
緊急対応などがなければ退勤します。
遅くても18:30までには退勤しています。
